大澤資料プロジェクト

大澤壽人 煌きの軌跡

Hisato Osawa: Trajectory of His Brilliance

よくあるご質問

大澤壽人 煌きの軌跡

大澤壽人 煌きの軌跡
Hisato Osawa:
Trajectory of His Brilliance

作品紹介Compositions

  • 放送・舞台・映画音楽
  • 舞踏・演劇

水の精へのセレナーデ(1950年) (1950: Nishinomiya)

創作地
西宮
初演
1950年9月27日

解説

管弦楽による日本舞踊のための組曲で、〈前奏曲 水の精の誕生〉〈メヌエット 水の精の出現〉〈間奏曲 慰め〉〈ロンド 水の精の変化の踊り〉の4曲から成る。大澤の戦後の創作活動を彩った芸術家の一人、日本舞踊家の花柳有洸。彼女とは松竹歌劇団公演の制作陣として面識があったと思われる。本作品は1950年8月に広島の「平和記念音楽会」で初演される予定だったが、会が開催されなかったため、翌9月に大阪歌舞伎座の「空前の顔合わせと新ヴァラエティ形式による希望交響大音楽会」において花柳が踊り、初披露となった。なお、第2曲〈メヌエット〉と第4曲〈ロンド〉はピアノ版がある。