- 器楽曲
- 独奏曲
ソナチネ ホ短調(1933年5月) Sonatine in E Minor(May 1933)
- 創作地
- ボストン
- 初演
- 1934年5月25日
解説
ピアノ独奏曲で最大、パリでポール・デュカに見せた自信の作。ボストン日本協会主催「第2回作品展」において、同級生のアレグリン・ゲッツが初演した。書簡には「ゲッツに献呈」という言及があり、1934年8月24日に彼女によってCBSからラジオ放送された。自筆譜には「ソナチネ第3番」と英語で記されているが、現存するソナチネは本作品のみ。数少ない生前出版の1つで、帰国後の1939年に龍吟社から刊行された。
CD
「大澤壽人作曲作品録音プロジェクト 駆けめぐるボストン・パリ・日本」別所ユウキ(Pf)OSCD-801
「日本のピアノ・ソナタ選」入川舜(Pf)MTWD-99045