- 器楽曲
- 独奏曲
丁丑春三題 ていちゅうはるさんだい(1937年) Trois morceaux de primtemps "Teichu"(1937)
- 創作地
- 神戸
- 初演
- 1937年7月3日
解説
帰国後に作曲された3曲から成るピアノ組曲。それぞれ「宵梅(春宵紅梅)・即興(無為即興)・酔律(春律酔心)」の副題を持つ。1935年にパリで大澤の《ピアノ協奏曲第2番》を初演した名ピアニスト、アンリ・ジル=マルシェックスが、4度目の来日時に神戸海員会館で初演した。「美しい」という形容がふさわしい名作。カワイ出版『大澤壽人ピアノ曲集』に収録。
CD
「Son Scintillant ソン・サンティアン」松川峰子(Pf)FLGK-0003
「日本のピアノ・ソナタ選」入川舜(Pf)MTWD-99045