- 器楽曲
- 管弦楽曲
交響曲第二番(1935年1月) Symphony No. 2(Jan. 1935: Paris)
- 創作地
- パリ
- 初演
- 1935年11月8日
解説
留学時代のパリで作曲。3楽章構成、総譜177頁を2ヶ月で完成し、圧倒的な創作力を示す。コンセールパドゥルー管弦楽団を自ら指揮し、《ピアノ協奏曲第二番 ト短調》、管弦楽伴奏歌曲《桜に寄す》と共に初演した。会場となったサルガヴォーには、ジャック・イベール、アルチュール・オネゲル、ダリウス・ミヨー、シャルル・ケックラン、アレクサンドル・チェレプニン、アレクサンドル・グレチャニノフなど、20世紀前半の西洋音楽史の巨匠たちが来場し、演奏会評で絶賛を博した。この華麗なパリ楽壇デビューによって、当時の邦人作曲家として稀な、輝くキャリアを築いた。CD: NAXOS 8.570177J
CD
「大澤壽人 ピアノ協奏曲第2番・交響曲第2番」ドミトリ・ヤブロンスキー指揮/ロシア・フィルハーモニー管弦楽団 NAXOS-8.570177J