- 器楽曲
- 協奏曲
鉄と火の協奏曲(1942年) (1942: Kobe)
- 創作地
- 西宮
- 初演
- 1943年2月14日
解説
《神風協奏曲》を作曲後、演奏会用の純然たる「協奏曲」の創作は時局の影響で不可能に近い状態となった。1942年作曲の《鉄と火の協奏曲》は「ピアノ独奏と管弦楽」の形態をとるが、もともとは安西冬衛の詩のための朗読用音楽で、6曲で構成される。詩は太平洋戦争下の金属供出に関連し、音楽は詩を除いた「交響組曲」としても演奏可能となっている。
《神風協奏曲》を作曲後、演奏会用の純然たる「協奏曲」の創作は時局の影響で不可能に近い状態となった。1942年作曲の《鉄と火の協奏曲》は「ピアノ独奏と管弦楽」の形態をとるが、もともとは安西冬衛の詩のための朗読用音楽で、6曲で構成される。詩は太平洋戦争下の金属供出に関連し、音楽は詩を除いた「交響組曲」としても演奏可能となっている。