- 声楽曲
- 大規模声楽曲
海の夜明け(1940年2月) Dawn of the Sea(Feb. 1940: Kobe)
- 創作地
- 神戸
- 初演
- 1940年2月14日
解説
紀元二千六百年を祝した「奉頌三部作」の2作目で、3人の独唱者(ソプラノ・テノール・バス)と混声合唱・管弦楽のための作品。大規模声楽曲ジャンルにおける代表作の1つ。相馬御風の長大な詩により、4部―〈神の御魂〉〈輝く神鏡〉〈神の御子〉〈明け行く島〉― に分かれ、3種の神器や日本武尊伝説などが歌われる。放送初演が先に行われ、3カ月後に大阪朝日会館にて演奏会初演が行われた。後者での独唱は、野崎住子・阿部幸次・藤堂顕一郎。2018年に大阪教育大学が秋山和慶指揮の下、同大オーケストラと合唱団、同大出身ソリストによって78年ぶりに復活演奏された。