- 声楽曲
- 独唱曲
ロンディーノ 管弦楽伴奏 "Rondino" Soprano Solo with Orchestra Accom.
- 創作地
- 神戸
- 初演
- 1937年4月7日
解説
帰国翌年の1937年も新作発表のための演奏会は年二回、東京と大阪で開催された。前者は神戸女学院同窓会東京支部の主催で、前年同様に英・仏・日の3ヶ国語による管弦楽伴奏歌曲3曲が披露された。本作品はそのうちの日本語歌曲で、立居寛の詩による。新交響楽団とソプラノ長門美保で初演された。作品名の「ロンディーノ」とは小型のロンド形式を意味し、繰り返される詩の行がその形式をとっている。麗しい春が感じられる美しい歌曲。