- 放送・舞台・映画音楽
- 松竹歌劇団
松竹歌劇団 1950年9月公演「秋のおどり」(1950年) (1950: Nishinomiya)
- 創作地
- 西宮
- 初演
- 1950年9月30日
解説
戦後の売れっ子ぶりを示す当時の公演。1950年9月は本作品の第7景「情艶」第8景「炎」第13景「天地創造」第14景「歌舞菩薩」を作曲。他に、1年前に設立した日本シンフォネットオーケストラを率いて「BKシンフォネット」という番組を開始し、企画・作曲・編曲・指揮をすべて引き受けていた。その一方で、大阪歌舞伎座で「空前の顔合わせと新ヴァラエティ形式による希望交響大音楽会」を開催。シンフォニックジャスの作品を披露し、出演者は松竹歌劇団から秋月恵美子と葦原千鶴子、宝塚歌劇団から越路吹雪、新進日本舞踊家の花柳有洸を招くという手腕を振った。さらには、地元兵庫県立三木高等学校の新校歌発表演奏会に出席するなど、校歌・団体歌のジャンルでも幅広く作曲している。