- 放送・舞台・映画音楽
- 音楽劇
山の協奏曲(1936年9月) (Sept. 1936: Kobe)
- 創作地
- 神戸
解説
樋口壽原作・堀正旗脚色による「ラジオ・ミュージカル・ドラマ」と自筆譜に記されている。ヴァイオリン独奏・独唱・混声合唱・セリフ・1管編成管弦楽のための作品で、M1からM16の部分で成る。1936年2月に帰国した大澤が、同年9月に発表した初の放送作品で、冒頭に合唱が「あきのひの みづうみに ふねうかべ」と情景を描写して物語が始まる。ニュースのテーマ音楽や、ラジオドラマや朗読のための音楽など、すべての放送関連ジャンルにおけるスタートとなったのが本作品である。